人工股関節手術の方法

骨に人工股関節を固定する方法には、骨セメントを使用して行なうセメント固定と、骨セメントを使わないセメントレス固定の2つの方法があります。
金属と骨を直接つないで固定するのがセメント固定の方法で、金属の表面に特殊な加工がされていて、手術後骨に入り込んで固定されるのがセメントレス固定方法です。
この場合、骨が入り込んで金属と固定されるまでに少し日数が必要になります。
人工股関節の主な手術方法は、まず手術後に足の長さが同じになるように、手術しない足と手術する足の長さを計測します。
その後、股関節の横の部分を切開して、臼蓋から大腿骨を脱臼させ、大腿骨頭を切り落として除去します。
大腿骨頭を切り落として露出した臼蓋は、人工の臼蓋ソケットがきっちりはまるように削って成型していき、金属でできた正しいサイズの臼蓋カップを設置していきます。
次は、人工大腿骨コンポーネントがきっちりはまるように、大腿骨の中心に空いている髄腔と呼ばれる穴を少しずつ削って形を整えていき、正しいサイズの大腿骨ステムを髄腔に設置します。
手術の最終ステップでは、ステムの先端に金属もしくはセラミックでできたヘッドと呼ばれる小さな丸いボールを取り付けます。
ここまで終わったら後は傷口を閉じて手術は完了です。

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